店舗内装のデザインでこだわるべき箇所

店舗内装のデザインでこだわるべき箇所

飲食店を新規に開店するにあたって、お客の回転率を高めるにはどのような内装にすべきか、美容室の店舗改装をしたいけれど、今までよりも店内をアットホームな雰囲気に仕上げたい、今のパン屋では厨房と店舗との移動に問題がある等、このように店舗内装のデザインについて、悩みや不満を抱えるオーナーや担当者の方もいることでしょう。
店舗内装のデザインでこだわるべき箇所というのは、お店の業種や目的あるいはコンセプトや客層などによって異なるため、一概には言えないのが現実。
とはいえ、どんなタイプのお店であっても、必ずこだわるべき箇所があるのも、また一つの事実でしょう。
例えばアットホームな飲食店にしたければ、オープンカウンターのキッチンにしたり、お客の回転率を高めたいならば、明るい暖色系の照明が効果的と言われます。
また意外と見落としやすいのが、スタッフが移動する作業動線。
お客の移動線はしっかり計算していても、スタッフが作業しにくい動線であれば、作業効率が落ちてしまい、結果的には十分な接客やサービスの提供が難しくなってしまいます。
したがって店舗内装の設計では、お客様の動線とのバランスを考えながら、スタッフの作業動線も十分に確保しなければなりません。

歯科医院の店舗内装はどのように設計すべきか

これから新規に歯科医院を開業するため、どのように店舗の内装をすべきか迷っている、あるいは今までよりも女性の患者さんを増やしたいけれど、歯科医院の内装をどのようにリニューアルすべきかわからない等、歯科医院の経営者の中にはこのようなケースもあるはずです。
店舗内装のスタイルやデザインあるいはレイアウトなどは、お店の業種や規模をはじめコンセプトやターゲットの客層など、総合的な観点から決めるのが基本。
しかしいずれにしても、集客力を高めて売上を伸ばしていくのが、最終的な目的といっても過言ではありません。
これは歯科医院であっても、例外ではないでしょう。
したがって歯科医院の店舗内装でも、集客力や売上を向上する観点から、設計を進めることが基本となります。
例えば女性の新規患者さんを増やしたいなら、木材や石材を多く取り入れ、温かみのあるナチュラルテイストなカフェのようにデザインすることも、選択肢の1つ。
またプライバシーを重視する患者さんのニーズに対応し、完全個室の内装設計にするケースも、最近の傾向では目立ちます。

著者:日浦博

筆者プロフィール

青森県弘前市生まれ。
店舗内装を変えリニューアルオープンした所、地元で経営するカフェの集客が大幅にUP!自分の体験をもとに店舗内装に関するコラムをまとめました。