店舗内装を業者に任せるときの注意点

店舗内装を業者に任せるときの注意点

店舗内装を自分たちで実施するのは難しいので、たいていの場合は業者に任せることになるでしょう。
とはいえ、丸投げしてしまうとトラブルが起こる可能性もあります。
したがって、最初に綿密な打ち合わせを実施しておくことが欠かせません。
どういったコンセプトを持っているのか伝えたうえで、こだわりたい箇所なども詳しく伝えておきます。
そうしないとフォーマット通りの店舗ができあがってしまいます。
人気店でも使われているフォーマットを踏襲するのが一般的ですが、それではオリジナリティを出せなくなるでしょう。
ですから、自分に店舗ならではの特色を考えて、それを店舗内装に反映させる方法を検討しなければなりません。
この旨を伝えれば、しっかり相談に乗ってくれる業者も多いです。
なぜなら、オリジナリティのある店舗内装は、相手にとっても有益な実績となるからです。
よって、遠慮せずに要望をすべて話し、繁栄の可否について議論するように心がけましょう。

店舗内装は施工実績のある優れた業者に依頼する

店舗内装を依頼する場合は、優れた技術があり予算内に収まるならどこでも良いと考えてしまいがちですが、一般住宅と店舗では決定的な違いがあります。
理路整然とした内装も良いものですが、こと店舗内装となれば商品を並べた時にどのような見せ方ができるのか、好感度を上げられるのかなどのインパクトも大切で個人の好みだけに固執する訳にはいきません。
飲食店の場合は調理の際に油などが飛び跳ねる可能性もあり、耐久性が高く軽く拭くだけでしつこい汚れも綺麗になるなどお手入れもしやすい素材を選ぶ必要もあります。
これまで数多くの店舗内装を専門に手掛けてきた施工実績のある業者なら膨大な店舗のデータが蓄積されており、どの業種ならどんな工法を採用するのが相応しいのか、どんなデザインなら顧客からの評判が良かったかなどのノウハウを持っています。
そのような業者に店舗内装について相談し、美しさと機能性を兼ね備えた上に顧客満足度を高めることに成功する事例が増えています。

著者:日浦博

筆者プロフィール

青森県弘前市生まれ。
店舗内装を変えリニューアルオープンした所、地元で経営するカフェの集客が大幅にUP!自分の体験をもとに店舗内装に関するコラムをまとめました。